2013年4月7日日曜日

レジ袋有料化

昨日栗東のアルプラ(この辺の人はリップラと呼ぶ)に行ってちょっとビックリした。

食品レジでレジ袋を1枚5円で販売するという。マジで?高いやろそれ!!
 

今まではレジ袋不要の人はHOPカードにエコポイントとして5ポイントつけてくれてた。
金銭的な損得だけでいえば、意味合いとしては同じことなんやけど、気持ち的には大きく違う。

袋がいらない人は5円あげます これが今までのやりかた。
袋がいる人は5円払ってください これが新しいやりかた。

こう言われると追加で5円払うのは抵抗が大きい。


しかし納得がいかないのは、レジ袋ってそんなに悪なんか?ってこと。
ちょっと話はそれるが、よく似たことが数年前までおこってたわ。なんやっちゅうたら電気の話や。原子力で作った電気は二酸化炭素が発生しないからエコだと言ってた。そやから「みんなガスをやめてオール電化にしましょう」やってさ。毎日毎日電力会社のCMが流れとったわ。ワシはそのころから絶対違うと思ってたんや。
二酸化炭素は反エコで、放射性廃棄物はエコなんか?電力会社を儲けさすためにエコブームに悪乗りしたんとちゃうんか?
レジ袋のこともおんなじや。スーパーがみんなで結託してレジ袋を悪もんにして儲けようとしてんのとちゃうんか?その証拠にレジの横に1000円ぐらいのエコバッグが売ったったわ。レジ袋1枚2円として500枚は買えるで。3年分くらいはあるんとちゃうか?エコバッグも3年つこたら買い替えるはず。レジ袋もエコバッグもどっちも石油が原料。そう考えるとレジ袋をやめたからと言って発生する二酸化炭素の量はそう変わらんはず。

それに今回レジ袋の有料化に参加すんのはスーパーの食品売り場だけ。ワシに関係すんのは平和堂くらい。コンビニが全く参加してないのもおかしいと思うわ。「滋賀で商売したかったらレジ袋有料にせんかい」くらい威勢のいいこと言うんやったらまだかっこええんやけど。何とも中途半端や。

「買い物ごみ減量推進フォーラムしが」のHPをみると、レジ袋をやめる目的はごみの減量にあるらしい。ごみ全体を考えた時にレジ袋というのは一体何パーセントを占めとるんや?このフォーラムに参加している人たちはレジ袋がごみ全体の20パーセントぐらいを占めているとでも信じているのか?
それともレジ袋が手軽に入手できるとごみのポイ捨てが増加するとでも考えているのか?それも変やわ。ポイ捨てするような奴はレジ袋があってもなくてもポイ捨てするやろ。むしろレジ袋にまとめずにポイ捨てするともっとごみが散らばりまくるやないか?もしポイ捨てに真剣に取り組むんやったら、ポイ捨てした奴に罰金1万円とか払わすことにした方がよっぽど効果的やわ。
ワシがよく行く近江八幡の牧水泳場の公園に大量のごみを捨てるやつがおるんやけど、そんな奴らはホンマに牢屋に入れたるくらいのことした方がええねん。

手段が目的化して本来と違う方向に進み始める、日本人にはよくあること。さらにその陰に政治と癒着した産業界の利権が絡んでいること。このあたりがワシは気に入らんねん。


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